コンテンツ

緑茶

〜爽やかなパワーで、載され、快適な気分になる〜

日本人の生活に欠かせない緑茶はツバキ科に属する常緑の低木です。 豊富なビタミンC、カテキン、カフェインなど美肌にも、健康にも効果大。 そして今、その爽やかな味わいと効能は世界でも注目を集めています。 緑茶の香り成分には青葉アルコールや青葉アルデヒドと呼ばれる香りの成分が含まれています。 これらの成分にはリラクゼーション効果があり、ストレス解消、元気になれる香りとされています。

成分

緑茶カテキン・ビタミンA、B、C、D、E・クロロフィル。

作用

老化防止作用・抗菌作用・脱臭効果など。

起源

お茶はもともと、薬用として中国で西暦350年ごろから栽培が始まりました。 そして、六世紀の隋の時代から八世紀の唐の時代にかけて一般的な飲み物として普及しました。 日本へは聖徳太子の時代に仏教とともに伝わり、その後、最澄(805年)、空海(806年)らが中国からお茶の種子を持ち帰り、その栽培が始まりました。

民間療法の例

ミカンの生の絞り汁を肌荒れに用いると、肌がスベスベになるといわれています。 また、食べた後のミカン皮は日干しにしてから、布袋に摘めてお風呂にいれると身体が温まる(有効成分はリモネン)といわれています。

マメ知識

中国の伝説によれば数千年の昔、農業の神様「神農」が木陰でひと休みしているときに、舞い落ちて来たひとひらの葉がお茶になったとか。 茶の樹は中国の雲南省から四川省にかけての山岳地帯がルーツであるという説が有力です。 先史時代、生葉をそのまま噛むことから始まったお茶は、時代を経て煎じ薬のように用いられ、紀元前後から飲料として用いられるようになりました。 日本へ伝えられたのは隋唐使が往き来した奈良、平安時代の頃。お茶に関する日本初の書物「喫茶養生記」の中にも「茶は養生の仙薬なり、延命の妙術なり」と著されています。 先人たちはそれほど茶の効能を知り、尊んできたのです。

pagetop↑

Material Index